花見る人の植物記

日常、旅先で見た植物を載せています。

アロニアの白い花

【アロニア:Aronia arbutifolia】 アロニアの白い花が咲き始めた。一本でも実がなるので秋が楽しみ。葉が茂るよりも先に花が開花するので白い花がよく目立ちます。 アロニアの仲間はこちらへ チョコベリー (アロニア メラノカルパ)価格:648円(税込、送…

毎年よく咲いてくれます ハナニラ

【ハナニラ:Ipheion uniflorum】 春先に花の苗として濃いブルー、ピンク、白色の花で販売されていますが、もうそれ以上に帰化植物並みにかなりの広範囲で広がり花を咲かせています。道の隙間からちょぼょぼか、広い場所ではそれは見事なハナニラ畑になって…

かなり増えていますね ナガミヒナゲシ

【ナガミヒナゲシ:Papaver dubium】 まあ、とにかく席巻中ですかね。写真のサイズは標準サイズですが手のひらサイズでもしっかりとその株にあった小さな花を咲かせ逞しく種をつける。種の数もやたらと多いし、ちょっとした隙間でも育っている。花を見たら刈…

枯れていてもわかる ナンバンギセル

【ナンバンギセル:Aeginetia indica】 ハマウツボ科 (Orobanchaceae)の寄生植物で、イネ科植物に寄生するが特に身近ではススキの足元に見られる。販売されているときは屋久島ススキなどの矮性種ススキに寄生させたものが販売されている。あまりつきすぎる…

ヤスデは苦手 ヤンバルトサカヤスデ

ヤスデは苦手。手で思いっきり触って、手が異様な臭さになる。もちろん作業中は手袋するけど触ったときは周囲の臭いですぐに触ってことがわかる。八丈島で見たいつも見るヤスデよりも少し大きなヤスデは台湾からの帰化したもののようだ。異常な繁殖力で席巻…

ワイヤープランツの白くぷにぷにした実

【ワイヤープランツ:Muehlenbeckia complexa】 ワイヤープランツは植えるとかなり繁る。たくさん買う方もいるけど広がることを伝えるけど、すぐに広がってほしい人はそのまま買っていかれるけど、その後どうなっただろうか? 結構困ったことになっていない…

なんでこんな形に シャチホコガ

芋虫だが、なんだかいつもみているものと違う。前足が異常に長いのだ。今までみた毛虫や芋虫感を全く変えてしまう。もちろん知っている人は知っているのでしょうけど初めて見た人には何とも不思議な感じ。ガの幼虫だがシャチホコガの幼虫。この仲間には紫シ…

やっぱり帰化植物 コゴメイヌノフグリ

【コゴメイヌノフグリ:Veronica cymbalaria】 初めて見たときオオイヌノフグリと並んで生えていたのでてっきり白花があるのかと思っていたら、まったく別種であった。そしてやはり外来種。オオイヌノフグリほど増えてはいないようだが春の訪れに咲く花の一…

今年も咲いてきました シロバナタンポポ

【シロバナタンポポ:Taraxacum albidum】 タンポポはセイヨウタンポポに押され日本在来が減っているという。カントウタンポポも好きで育てているけど、それよりも早く我が家ではシロバナタンポポが咲き始める。根元に数輪の蕾も見えるので今年も楽しませて…

ツワブキの種子は冠毛付き

【ツワブキ:Farfugium japonicum】 晩秋~冬場の寂しい時期に黄色い花をつけるツワブキ。葉の変異も多く一番知られているのは蛍斑と呼ばれる葉に黄色い斑点状の斑柄だ。そんなツワブキの黄色い花が終わるとタンポポのような冠毛の付いた種子ができる。漢方…

意外に丈夫 イベリス

【イベリス:Iberis sempervirens】 イベリスといえば昔はキャンディタフトという一年草タイプがあったが最近は多年生のこちらのイベリスが主流なのか一番見かけるし出荷期間も長くなったように思う。以前は夏の暑さに弱かったような気がしたのだが、東京で…

シロバナマンテマのかわいい花が咲いている

【シロバナマンテマ:Silene gallica var. gallica】 ひょろひょろとそしてぽつんと一本生えていた。まとまって育っていることもあるようだ。ほんのりと淡いピンクもしくは白い花を咲かせるナデシコ科の一年草。シレネの仲間は観賞用に育てられる種も多いけ…

初めて見た野生のダイモンジソウ イズノシマダイモンジソウ

【イズノシマダイモンジソウ:Saxifraga fortunei var. jotanii】 この仲間にはユキノシタもあるが、ダイモンジソウは園芸品種も一部には人気のある植物です。そのダイモンジソウの仲間で長い名前のイズノシマダイモンジソウ。白い花が溶岩石の隙間やコケが…

コショウの仲間です フウトウカズラ

【フウトウカズラ:Piper kadsura】 ずっと、葉だけしか見たことがなく花穂のついているのも数度。胡椒の仲間なのでそんな実の姿を見てみたいと思っていた。八丈島の山中脇に茂っている株に赤い実がしっかりと、実もたくさんついている状態で見れた。夕方で…

自分の中の今回のベストなビオラ

【ビオラ:Viola x Hyb.】 毎年どんな色を買うか悩んで一色決めるけどずっとブルーっぽかったが今回は何とも言えない色の混ざり具合が気に入った。紫・橙・やや黄色、地に淡いピンクか赤紫だろうか、交配も進み色々な花型・色も出尽くしたように見えるがこの…

枝に沿って流れるように咲くのが綺麗 ユキヤナギ

【ユキヤナギ:Spiraea thunbergii】 ユキヤナギ・雪柳 いい名前つけますね~。枝一面に白く咲いた姿はとても見入ってしまいます。他の花とも合いますが、この白い花だけが植栽されている公園の入り口や沿道は特に眺めてしまいます。花が無くなってしまうと寂…

ツルリンドウの赤い実

【ツルリンドウ:Tripterospermum japonicum】 ツルリンドウの赤い実が八丈富士の火口側に見ることができた。台湾のツルリンドウの仲間は白い花でしたが、日本のツルリンドウは淡い赤紫色?青紫です。まだ日本では実物の花を見ていないので図鑑からの引用で…

今年も早々アブラムシ

育てているリュウノウギクに小さい黒い点が見えたのでよく見たらアブラムシ。卵から吹かしたのだと思うのだが、ここから子供を産んでクローンでどんどん増えてゆく。最後には葉も茎も埋め尽くすほどに増えるであろう。しかし、なんと艶やかなことか。そして…

台湾花紀行 青楓

【青楓:Acer serrulatum】 上の写真は青楓という台湾原産のカエデで種を手に入れて蒔いたもので二年目ですが早々と芽吹きすでに次の芽が展葉しています。下側はオオイタヤメイゲツで日本原産ですがまだ芽が出ていない。家にある他の楓もまだ芽吹きがまだで…

日本のデンドロビウム セッコク

【セッコク:Dendrobium moniliforme】 上を見上げれば苔むした太い枝にセッコクが着生していた。太く瑞々しく育っている。花時期はまだのようだが花芽が付いていれば綺麗な花を咲かせるだろう。 セッコクはこちらでも 【石斛花物(セッコク)】お得なおまか…

台湾花紀行 毛苦参 日本ではイソフジ

【イソフジ:Sophora tomentosa】 台湾南部の海岸徳のサンゴ岩が隆起している海岸地帯にオオハマボウやミズガンピなどが茂る中に白く目立つ莢をいっぱいつけて生えていました。黄色っ花が房になって咲くようですがこの時は花はなく実だけでした。台風時など…

台湾花紀行 Deeringia amaranthoides

【ディーリンギア・アマラントイデス:Deeringia amaranthoides】トキワギョリュウかモクマオウの仲間の樹木の枝の間から赤い小さな実のついた長い房が垂れ下がっていた。遠目に何だろうと思って近くで見たらツタ状で茂っていて色々なところから赤い実のつい…

☆ノキシノブに似ています ハチジョウウラボシ☆

【ハチジョウウラボシ:Lepisorus hachijoensis】 ノキシノブや特にヒメノキシノブに似ている。八丈島にはヒメノキシノブはないので除外できますが。先端が丸く葉柄が見られることでノキシノブと見分けることが出ることと、自生している場所が標高でも400…

☆野生株も綺麗 ミヤマシキミ☆

【ミヤマシキミ:Skimmia japonica】 日本の山間部に見られる低木。葉がシキミに見えるところからついた名前ですがシキミとは科の違うミカン科の樹木です。八丈島では樹形の綺麗な雄木がありました。暮れになると輸入品の苗木が入荷してきますがそれ負けない…

八丈富士の火口にはヤマグルマが茂ってる

【ヤマグルマ:Trochodendron aralioides】 ヤマグルマは1科1属1種ヤマグルマのみので、日本にも自生している常緑樹です。常緑樹ですが耐寒力があるため標高の高いところにも自生しているそうです。初めて見たのは台湾でしたが、日本では八丈島で野生のヤ…

ダイコン干し ここからたくあんにするそうです。

八丈島のスーパー横でダイコンが干されていた。知っている方はどこの場所だかこの写真でわかるかもしれない。風通しの良い場所で、2週間でしんなり丁度よいかんじになるとのこと。ここから漬け込んでたくあんとなる。そういえば、この干した大根を見た夜に…

そろそろあの公園でも ネモフィラ

【ネモフィラ:Nemophila menziesii】 ひたちなか海浜公園でこのブルーの花が有名になりましたね。昔から知られていましたが、あの群生美を見たら見に行きたくなることでしょう(という私はまだいけていない)。少し遅い時期(11月頃)に種子をまいても東…

紫の実が冬でも目立ちました オオムラサキシキブ

【オオムラサキシキブ:Callicarpa japonica var. luxurians】 葉は落葉していましたが、小さな紫色の実がたくさんついた房をしっかりとつけていました。良く販売されているコムラサキシキブのようにたくさんの実をつけるわけではないが、房が大きいのでよく…

白い葉が目立ちます マルバアキグミ

【マルバアキグミ:Elaeagnus umbellata var. rotundifolia】 海岸もしくは海岸に近い場所に自生しているため葉が塩害などに耐えるためなのか、かなり葉が白く見える。イソギクやモクビャッコウのような細かい産毛が密生しているというわけではなさそう。内…

ネズミモチより実が丸い ハチジョウイボタ

【ハチジョウイボタ:Ligustrum ovalifolium var. pacificum】 伊豆諸島にで見られるイボタの仲間で身近ではネズミモチの垣根や下の園芸用に販売されているプリペットなどの仲間。ネズミモチは常緑樹でイボタノキは落葉樹ですが、こちらのハチジョウイボタは…