花見る人の植物記

日常、旅先で見た植物を載せています。

コショウの仲間です フウトウカズラ

f:id:flwatcher:20190315222851j:plain

【フウトウカズラ:Piper kadsura】

ずっと、葉だけしか見たことがなく花穂のついているのも数度。胡椒の仲間なのでそんな実の姿を見てみたいと思っていた。八丈島の山中脇に茂っている株に赤い実がしっかりと、実もたくさんついている状態で見れた。夕方で写真の手振れもあるが、まあ、なんとかパチリ。学名の種名も’カズラ’になっていますね。

コショウの仲間はこちらへ

 ↓フウトウカズラはなかったのでスパイスとしての胡椒です。

 

自分の中の今回のベストなビオラ

f:id:flwatcher:20190314193539j:plain

ビオラ:Viola x Hyb.】

毎年どんな色を買うか悩んで一色決めるけどずっとブルーっぽかったが今回は何とも言えない色の混ざり具合が気に入った。紫・橙・やや黄色、地に淡いピンクか赤紫だろうか、交配も進み色々な花型・色も出尽くしたように見えるがこの配色を見るとまだまだ先がありそう。来年というかもう今年だがどんな新色または気になる色を見つけることができるかな。

 

枝に沿って流れるように咲くのが綺麗 ユキヤナギ

f:id:flwatcher:20190314184721j:plain

f:id:flwatcher:20190314184751j:plain

ユキヤナギ:Spiraea thunbergii】

ユキヤナギ・雪柳 いい名前つけますね~。枝一面に白く咲いた姿はとても見入ってしまいます。他の花とも合いますが、この白い花だけが植栽されている公園の入り口や沿道は特に眺めてしまいます。花が無くなってしまうと寂しいけど、ユキヤナギの枝の上では小さな過酷な世界がこのあと見られるようになりますが、それはまたいずれ。今はただ白い花を見るだけにします。

ユキヤナギの仲間はこちらへ

 

 

ツルリンドウの赤い実

f:id:flwatcher:20190314023227j:plain

 

【ツルリンドウ:Tripterospermum japonicum】

ツルリンドウの赤い実が八丈富士の火口側に見ることができた。台湾のツルリンドウの仲間は白い花でしたが、日本のツルリンドウは淡い赤紫色?青紫です。まだ日本では実物の花を見ていないので図鑑からの引用ですが・・・。赤い実は低い草むらの中に点在していてよく目立ちます。

 ツルリンドウの仲間はこちらへ

 

今年も早々アブラムシ

f:id:flwatcher:20190313230500j:plain

育てているリュウノウギクに小さい黒い点が見えたのでよく見たらアブラムシ。卵から吹かしたのだと思うのだが、ここから子供を産んでクローンでどんどん増えてゆく。最後には葉も茎も埋め尽くすほどに増えるであろう。しかし、なんと艶やかなことか。そして、わかりにくいがお腹にカメラを構えて写真を撮っている私の影が見えるのだ。

台湾花紀行 青楓

f:id:flwatcher:20190313214244j:plain

f:id:flwatcher:20190313214200j:plain

 

【青楓:Acer serrulatum】

上の写真は青楓という台湾原産のカエデで種を手に入れて蒔いたもので二年目ですが早々と芽吹きすでに次の芽が展葉しています。下側はオオイタヤメイゲツで日本原産ですがまだ芽が出ていない。家にある他の楓もまだ芽吹きがまだですが、青楓の芽吹きに驚きます。育ててみないとわからないこともありますなぁ。でもこんなに葉が細くないんだけどなぁ・・・。

  楓の仲間はこちらへ

 

日本のデンドロビウム セッコク

f:id:flwatcher:20190312235711j:plain

セッコク:Dendrobium moniliforme】

上を見上げれば苔むした太い枝にセッコクが着生していた。太く瑞々しく育っている。花時期はまだのようだが花芽が付いていれば綺麗な花を咲かせるだろう。

セッコクはこちらでも