花見る人の植物記

日常、旅先で見た植物を載せています。

台湾花紀行-116 毛果竹葉菜

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【毛果竹葉菜:Phopalephora scaberrima】

ツユクサの仲間の花は何とも儚げなものがあるけど、こちらの白い花も細い花茎にぶら下がっている。台湾の山地入り口などに見られる。他中国からマレーシアまで分布しているようだ。薄明るい林床に小さな群落もしくは数本が立ち上がり育っている。

 

台湾で見たサシガメの仲間

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サシガメの仲間の幼生と思われる。ナス科の植物の陰に潜んでいる。私には見つけられてしまったが・・・ふふふ。身体に細かな刺っぽいのが見られる。どうやら、擬態しているみたいだ。大人の姿がどうなるのか気になる。

台湾で見た生き物たちはこちらへ。一覧しかないけど。

阿里山・奮起湖周辺の茶畑

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綺麗に刈り込まれた茶畑。奮起湖・阿里山周辺は台湾でのお茶の産地としても有名な場所で奮起湖まで行く道沿いにはお茶を販売している場所がいくつもありました。

 

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台湾・阿里山の春のホタル

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阿里山では春、夏、冬と蛍が見れるそうで、奮起湖周辺にはファイヤーフライストリートがあり夜の散策会もやっているようです。あいにく午後は雷雨でしたが夜は曇っていましたが一人ふらふら行ってみました。しかし森の道で街頭が一切なく吸い込まれそうで途中で行くのをやめましたが、確かに光って蛍が飛んでいました。その前日に蛍を見つけたら日本のホタルと違ってオレンジ色。しっかりと発光器もあったのですが、ちゃんと撮ろうとしたら草むらにポトリと落ちて、写真に撮れなかった。撮れたのはオレンジのホタルと私の擦れた袖口でした・・・。

台湾花紀行-115 ペピーノ

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ペピーノ:Solanum muricatum】

阿里山の1400mのところで自生していたペピーノ。花の色と形が少し違うが個体差だろうか?1400mだと日本では戦場ヶ原ほどの標高。日本で見るペピーノの鉢植えなどはせいぜい腰の高さほどしか見たことがなかったがこちらでは2.5mほどの高さに育っており、冬場はどうなっているのかがとても気になる。このそばにはコーヒーノキも生えていた。まだ、ペピーノ食べたことがないんだよなぁ。

他の台湾の植物たちはこちらへ

 

台湾花紀行-114 酸藤 Urceola rosea

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【ウレコーラ・ロセア:Urceola rosea】

苗栗の周辺の山地に、特に樹上に生い茂ったつるからたくさんの小さな花をつけており遠目にはピンクの霞のようでした。少し白いのもあるようですがとにかくよく目立っていました。台湾名が酸藤となっていて調べると葉がすっぱいようです。しかし、キョウチクトウ科(Apocynaceae)なのでさすがに試せませんでした。台湾全域の低海抜地に見られるそうですが今回初めて見れました。もっとも、花の無い葉だけではわからないので実際にはどこかでみていたかもしれませんね。