花見る人の植物記

日常、旅先で見た植物を載せています。

なんでこんな形に シャチホコガ

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芋虫だが、なんだかいつもみているものと違う。前足が異常に長いのだ。今までみた毛虫や芋虫感を全く変えてしまう。もちろん知っている人は知っているのでしょうけど初めて見た人には何とも不思議な感じ。ガの幼虫だがシャチホコガの幼虫。この仲間には紫シャチホコガいるけどその成虫のだまし絵も素晴らしいが、その仲間の幼虫の形もなんと無不思議な形だ。

やっぱり帰化植物 コゴメイヌノフグリ

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【コゴメイヌノフグリ:Veronica cymbalaria】

初めて見たときオオイヌノフグリと並んで生えていたのでてっきり白花があるのかと思っていたら、まったく別種であった。そしてやはり外来種オオイヌノフグリほど増えてはいないようだが春の訪れに咲く花の一つです。

ベロニカ属は色々あります

 

 

今年も咲いてきました シロバナタンポポ

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シロバナタンポポ:Taraxacum albidum】

タンポポセイヨウタンポポに押され日本在来が減っているという。カントウタンポポも好きで育てているけど、それよりも早く我が家ではシロバナタンポポが咲き始める。根元に数輪の蕾も見えるので今年も楽しませてくれるようだ。

タンポポ類はこちらでも

 

 

ツワブキの種子は冠毛付き

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ツワブキ:Farfugium japonicum】

晩秋~冬場の寂しい時期に黄色い花をつけるツワブキ。葉の変異も多く一番知られているのは蛍斑と呼ばれる葉に黄色い斑点状の斑柄だ。そんなツワブキの黄色い花が終わるとタンポポのような冠毛の付いた種子ができる。漢方は薄茶色だがこれも風に乗ってどこかしらに運ばれてゆく。

ツワブキはこちらへ

 

 

意外に丈夫 イベリス

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イベリス:Iberis sempervirens】

イベリスといえば昔はキャンディタフトという一年草タイプがあったが最近は多年生のこちらのイベリスが主流なのか一番見かけるし出荷期間も長くなったように思う。以前は夏の暑さに弱かったような気がしたのだが、東京でも普通に夏を越して大きな株に育ちマット状に広がっているところもある。このイベリスの白はアリッサムの白よりもより白さが際立つのか綺麗。

イベリスはこちらでも見れます

 

 

シロバナマンテマのかわいい花が咲いている

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 【シロバナマンテマ:Silene gallica var. gallica】

ひょろひょろとそしてぽつんと一本生えていた。まとまって育っていることもあるようだ。ほんのりと淡いピンクもしくは白い花を咲かせるナデシコ科の一年草。シレネの仲間は観賞用に育てられる種も多いけど。このシロバナマンテマもかわいい。

 シレネの仲間はこちらから

 

 

初めて見た野生のダイモンジソウ イズノシマダイモンジソウ

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 【イズノシマダイモンジソウ:Saxifraga fortunei var. jotanii】

この仲間にはユキノシタもあるが、ダイモンジソウは園芸品種も一部には人気のある植物です。そのダイモンジソウの仲間で長い名前のイズノシマダイモンジソウ。白い花が溶岩石の隙間やコケが生え少し土だまりのようになっている岩場などに自生していました。数輪がまとまって咲いているとよく目立ちます。

ダイモンジソウの仲間はこちらへ